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sense of wonder
不思議さを感じることのできる、こころの不思議。
その謎を探るような日々の足あとを綴ります。

自分がどんな家に住みたいか、とか、どんなこだわりをもって家具を選ぼうかしら、と家具を見ながら想像することはとても好きですが、目の前に置かれている(もしくは、雑誌などで見かける)家具に対して、どんな人が求めていて、どのような所で使われるのかしらと、背景や状況をぼんやり想いながら眺めることのほうが好きかも知れません。そんなことを考えながらサローネ会場を歩いてしまうと、膨大な量すぎて大変なことになってしまうのですが・・・笑。 はたと足を止め写真に収めた家具達。 全体的にモノトーンと、アースカラーが多いように感じました。特にグリーンに関しては、バラエティーに富んでいたように思います。写真を大分割愛して、あまり考えずにパラパラと並べてみたので、お時間のある方はサイトへジャンプするなり、しばしゆるりと見て行って下さいませ。


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kartell  

kartellはカラフル・ポップな印象を持っていたのですがモノトーン構成でした。透明の椅子は吉岡徳仁氏デザインの椅子。


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rinamenardi 今回の展示で一番じっくり見たり触ったりしてしまったブースです。雰囲気がツボすぎて、なかなか動けず。


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2週間近いヴァカンスを終えて、久しぶりにアトリエへゆきました。もう5月だというのにまだ肌寒いパリの、歩き慣れた風景の中で、私の頭の中では約半月の旅の消化が行われつつ・・・じっくり思い返してみたいと思います、ミラノサローネ。

FIERA会場では、幾度も日本人のデザイナー作品と出合いました。もともと気になるデザイナー情報はほんの少しメモをしていったのですが、基本的には片っ端から見てゆく、気になったら立ち止まる、という流れでした。広大な会場の中でも、日本のデザインって、気づいてしまうみたい。気になって近づくと、あ・・日本人のデザイナーさんだった・・・なんてことが数回ありました。そうは言っても、言わずと知れた深澤直人氏・・・事前知識がある為か、ついつい立ち止まってしまいます。日本でも見れるのだけれど、重要なのはサローネ空間を通して作品を見ると言うこと。無印良品、auケータイ、±0、etc・・・と、日常生活の中に氏のデザインは普及しています。氏はデザイン論も多く語られていますが、本当に興味深いです。デザイン論・・・なんて、なんだか難しそう・・・と感じてしまいますが、難しいなぁ~・・・と思いつつ氏の話を聞いてゆくと、その流れの中に、「ヒトの行為論」みたいなものが現われてきます。ついついヒトがとってしまう無意識な行動・・・あ!わかる!と、相槌をうってしまうような行為を核として導き出されたデザインプロダクトたち。そういう考え方から生まれる「simpleさ」は、ただただ「simple is best」と謳っているのとは雲泥の差。±0というのはブランド名ですが、サローネ会場にて氏のデザインは、本当にプラスマイナスゼロでした。残念ながら写真でお伝えするのは難しいのですが・・・。


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MARUNI COLLECTION 「HIROSHIMA」

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DANESE MILANO


*DANESE MILANOは個人的にとても好きなブランド。もしよければこちらのサイトご覧くださいませ。 http://www.danesemilano.com/ *クワノトレーディング(DANESE MILANOを含めた素敵なプロダクトが揃っています) http://www.kuwano-trading.com/top.html

  • 2010年5月3日

イタリア一日目にして私たちは、ジェラート、コモ湖の夜景が見えるレストランにてパスタをいただきました。安くて美味しいジェラートに二人ともおおはしゃぎで、まるで高校生です。パスタもそう、日本で美味しいパスタをいただいたことはあったはずなのに、イタリアという場所と時間に、どこまでも単純に満たされてゆくふたりでありました。(実際、本当に美味しいのです!)


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二日目はミラノサローネFIERA会場へ。本来ならば、ビジネス関係者以外の入場は数日後の一日間のみなのですが、非常に混むということもあり、ただの一般者の私たちは、さも関係者のようにバイヤーになりきって名刺を差し出すと、あっさり入場を許可されました。非常に有難いことで、後に知ったのですが、噴火の影響もありこの日は従来よりも混んでいなかったことと、また一般者入場の日は逆に、ギリギリにミラノ入りした人々が大勢いたので大変混んでいたそうなのです。関係者入場日に入れるコツを教えてくださったミラノ在住の友人Mさんに、本当に感謝いたします。


私は基本的に、こういう見本市にしても映画、展覧会などでも批判的な発言はあまりしません。好き・嫌いで見ることも二の次で、出来る限り沢山の良い部分を見つけてゆきたいと思うのです。あれ?おかしいな、と思うことはごくたまに、時が経って本当の奥深さを知る事があるので、そういうものはとりあえず胸にインプット、良い部分をアウトプットしてゆくことがほとんど。次回からほんの少し、サローネで出会った素敵なデザインを御紹介してゆこうと思います。


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名称未設定のアートワーク 32_edited.png
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