ふらり、5年前の今頃の記事をのぞいてみました。
ふふ、「渡仏します」、だそうです。
もう、5年も前のことだなんて、なんだか信じられないほどに、 つい最近のことのよう。
しかし不思議なのが、昨年の出来事は、たった1年前とは思えないほど、昔に感じたりするのです。
ここでの記事も、もう5年が経過していたのですね。
不定期に、気まぐれに、自由に呟いて来たけれど、
気付けば大切な備忘録の重なりになっていました。
5年前、右も左もあまりわからず、知人もわずかしかいないパリに、
濃い霧に包まれているような心境で降り立ったのでした。 その時から始まった旅が、今も続いているのです。 ひとつのくぎり、立ち戻ることができる、ゼロの地点。 そういうゼロの場所から、つづきの5年をイメージすることが出来たら。 当たり前であることなど、ひとつも無いのですね。