Solo Exhibition at Fioraio Bianchi Caffè, Milano IT
10-30 October 2022
Via Montebello, 7 Milano Italia
Solo Exhibition at Fioraio Bianchi Caffè, Milano IT
10-30 October 2022
Via Montebello, 7 Milano Italia
このたび、ミラノに工房を構えるYURI PARK さんのニットの販売会に合わせ、
作品を展示させていただくことになりました。
新作を数点と、2020 年のFirenze での個展で展示した鉛筆画の作品を展示いたします。
また、2022 年の猫カレンダーも販売いたします。
*
YURI PARK さんは、天然の高品質な素材でできたニットのブランド。
メンバーのうちのお二人と初めてお会いしたのは、私がParis に滞在していた2010 年3 月のこと。
愛を込めてYURI PARK のニットのおはなしをしてくれたのをよく覚えています。
11 年という時を経て、一つの空間で展示会をおこなう運びとなりました。
*
繊細な鉛筆の線を幾重にも紡ぎ、無限の灰色のなかから、ゆっくりと姿を現した白い貝殻たちと、
熟練の職人の手によって丁寧に繊細に生み出されたニットとともに、
皆様のお越しをお待ちしております。
DATA | 10-13 NOVEMBRE 2021
ORARIO | 11:00 – 18:00
PRESSO | ANJL di YURI PARK
Via Pasquale Paoli, 8 Milano 21043
Sono lieta di annunciare la mia mostra presso il laboratorio milanese ANJL di YURI PARK.
YURI PARK è un brand specializzato in maglieria.
Utilizza da sempre materiali naturali di altissimo pregio e qualità.
Ho avuto la fortuna di conoscere la realtà di YURI PARK a Parigi nel 2010,
quando ho ascoltato per la prima volta il racconto amorevole della storia di questo marchio.
Dopo 11 anni abbiamo deciso di organizzare una mostra in questo spazio unico.
Esporrò una selezione di nuove opere unitamente alle opere del 2020
presentate durante la mia personale di Firenze.
Non vediamo l'ora di accogliervi per mostrarvi il colloquio tra i tratti sottili e delicati
delle mie conchiglie bianche che lentamente emergono dallo sfondo grigio
e la tramatura che il filo di maglia crea grazie all'abilità manuale di sapienti artigiani.
Sarà disponibile all'acquisto anche il mio calendario tematico sui gatti edizione 2022.
おととい、横浜は、とても深い深い霧に包まれておりました、朝方は、隣の家もよく見えないほど。
冬というだけで何故こうもドキドキするのでしょう、自分でも解らないのですが、
多分、空気が澄んで、夜空の星がよりはっきりとよく見えるようになるから、だと思うのです。
ぼんやりと、もやもやしていたものが、くっきり、はっきりとしてゆこうとする、
前兆を感じるときの感覚に、似ているのかもしれません。
不可解またはすこうし重たい、などの理由で、一時保留またはあえて気付かないようにしていたもので散らかっていた
心の一部(PCのデスクトップ?)が、何かのきっかけで、軽快に、明確になってゆく予感がする瞬間です。
そういうとき、思考はどこまでも深く深く留まらず、しかし心は空を飛ぶように軽やかな状態であるように思います、
それは、自由という言葉を、連想させる?
冬といえば、散歩道もとても好きです、
霜のおりた朽葉の中には、宝石のような造形美をもつものが見つかることがあるのです。
冬は寒いですが、心の内が温かくなる要素に溢れています、
日常の息吹の中に、ひっそりといらっしゃるのですね。
いつでも、私が最優先することは、心の状態(自分、周りの人、動物、etc・・・)、
例えば何もしない、という時間、とても大切なのです。
ところで霧の世界といえば冬のミラノ(冬は非常に濃い霧に包まれる日々が続きます、
3m先も見えないほどです、イタリア人は平気で車を運転します、凄い&怖い!)、
当然ながら横浜の霧の風景を見れば、ミラノのことを想い出さずにはいられません。
そういう日の朝に、「御元気ですか、ミラノの冬は思い出しますか・・・」というミラノの友人からの温かい御便り
(本文はもっともっと長い)がPCに届き、不思議な偶然(というか、私の心が見えてしまったのかしら!)
に目をまるくしつつ、地球の裏側に距離を感じない瞬間に、感謝するのでした。
そして霧の日のかえりみち、突如白い猫に遭遇し、暫くぼんやりと立ち止まってしまいました。
何故なら、その少し前に、猫が現れたらいいのに、と強く思っていたから(本当なのです)!
この冬の物語は、もやのかかった白い世界で幕をあけたのでした。
この霧が晴れてゆくストーリーを想い描くのは、素敵なことですね。