ここ数日、ずっと心の奥が痛かったので、もう学校は終了したのだけれど、顔を出してきました。
大切な、青い目をした友人が、ノルウェイ出身の人で、どうしても確認したい事があったから。
彼にとって大切な人が、事件に巻き込まれていないか、ということが、どうしても気にかかっていたからです。
実際彼自身は、複雑な想いを抱いていることは確かだったけれど、誰も、彼にとって大切な人は巻き込まれていない、とのことでした。
それからは、いつも通り楽しそうに、可愛らしい、純粋な笑顔を沢山見せてくれたので、
私はほんの少し、心が楽になりました。
外国にいる人にとって、祖国で悲しい事が起こる事が、どれほど辛い事なのか、
私は3.11の時、日本にいたので、想像することしかできません。
想像してみて、かけてあげられる言葉が見つかった時は、出来る限り表現してゆけたら、と思います。
ただの思いすごしかもしれないけれど、そうではない事もあるから。
なんとかなるかな、と思っても、どうする事も出来ない事って、明日にでも起きるかもしれないから。
偽善だとか、綺麗事と多くの人に思われても構わないのです、
伝えるべき、限られた人に伝わる事が出来るなら、それで少しでも救われる事があるかもしれない、と思うと
表現することってとても大切だと思うのです。
今日は、美味しいジェラートを一緒に頂く時間を、彼に与えてもらったようなものね。