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sense of wonder
不思議さを感じることのできる、こころの不思議。
その謎を探るような日々の足あとを綴ります。

約半月の長旅、初めから最後までスケジュールはびっしりでした。後半スイスの10日間は一人だったのですが、見たいものが多すぎで全て回りきれないほどで、ギリギリまでスイスにいたので昨日パリの東駅に到着したのも、夜中1時を回っていました。しかしながら、私は恐ろしいほどに元気です・・・。スイスの大自然の力ゆえかもしれません。


さてミラノサローネですが、前回その大規模さを少し記しました。その余波というものは、ホテルの値段をみると一目瞭然。イベント開催時の数日間のみ、ミラノ市内の通常2~30ユーロで泊まれるユースホステルでさえ、どこを検索しても3倍の値段にまで跳ね上がっているのです。いくらなんでも、寝るだけのホステルにそんな大金は払えない・・・ということで、ミラノから少し北上した「コモ湖」というところへ宿泊する事にしました。


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高級リゾート地で、様々な大富豪や有名人の避暑地でもあるそう。少し周囲を歩くだけでも、豪勢なお城のような建造物がズラリ、別荘ばかりが建ち並ぶエリアもあって、ジョージクルーニーの別荘もこの湖周辺にある、ということは有名な話だそう。そんな雰囲気の中で、私たちは駅から徒歩1分のところに安宿を見つけたのでした。プライベートルームで1人あたりユースに泊まるのと同じくらいの宿泊料。ミラノへも約1時間ほどで着くので、とてもありがたい条件。


潮の香りと、色濃く広がる深緑の山々の空気を吸うのは日本にいた時以来。それだけで、もう、十分なのです。心が安らぐには、たったそれだけのことでもう十分。そんな風に感じるこの場所は、やはり沢山の人々が同じ想いを抱くことでリゾート地化していったのでしょう、どこかの記事ではあのカエサルが、戦の疲れを癒すために訪れたと記されていました。ヒトの基本的な所って、同じね。


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4月15日から、約半月、海外へ旅行に行って参りました。飛行機がほんの少し遅れているということにあまり疑問を持たずに、無事ミラノに到着したのですが、世の中はアイスランドの噴火で大変なことになっていたのですね。友人Wちゃんと私は、ネットを見る機会もなく、何も知らずに数日間、イタリアの旅を楽しんでいたのですが・・・。

 今回の旅の目的のひとつは、ミラノサローネというイベントへ行くことだったのですが、これは、非常に盛大な国際的イベントのため、世界各国から飛行機を利用してミラノに入る人々が大勢いたことでしょう。このイベントの最終日になっても飛行機は飛ばず、鉄道も満席で乗れない状態が続いていたので、中央駅は人・人・人でごったがえして、券売機もあまりにも大勢の人々が使いすぎのためなのか、クレジットカード機能が故障してしまっていたり・・・テレビ中継のためのカメラマンガうろうろしていたり・・・と、パニック状態でした。

 私はミラノの後は列車でスイスへ行ければなんでもよかったので、スイスの滞在先のホテルの人に問い合わせて、なんとかなりました。 友人Wちゃんはパリへ飛行機で帰宅・・・ということだったのですが、色々と面白いサヴァイヴァルな遠回りをしながら予定より数日遅れで無事、帰宅できたそうです。とりあえずは二人とも、無事帰還できたこと、感謝。


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ミラノサローネとは、一般的には世界最大の家具見本市と言われています。世界中からメーカー、バイヤー、デザイナー、建築家、ジャーナリストなどが関わり合いながらそれぞれのビジネス展開・情報発信をミラノで発表するのです。毎年4月に約1週間ほど開かれており、その量の多さと言ったら・・・知ってはいたものの、実際に行ってみて本当に驚きます。ビジネスメインとなる「Fieraフィエラ」というところにある会場(幕張メッセやビックサイトのようなイメージ)の会場図が、こちら。この中央通路、1km以上あるんですって。


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すこしづつ、想いを綴るメモとして、旅日記をつけてゆこうかな、と思います。


  • 2010年4月15日


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猫のいるカフェ(Au cafe de paris)。 2度行って2度ともひっそり座っていました。 私の部屋に来るおでぶネコの3分の1くらいしかない、ちぃさなネコちゃん。 先日、フランボワー’sのライヴを見に行ったカフェです。1度目は、フランボワー’sのメンバーであるアコーディオニスト tacaさんのライヴを見に行きました。オリジナルの音の世界、吸い込まれてしまいそう。パリ日本文化会館にて4月28日、コンサートがあるそうです。とても行きたい・・・けれど、明日からしばらく旅行に行って参りますので私はいけません。残念ですが、興味のある方は是非。


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