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sense of wonder
不思議さを感じることのできる、こころの不思議。
その謎を探るような日々の足あとを綴ります。

温かな夜風の吹く曇り空を見上げていますと、星一つ見えないと思っていた夜の彼方に、 よく目を凝らすと、小さな星がひっそりと輝いているのに気付いたのでした。 遠い空を見上げていましても、日々の些細な出来事を見つめているのです。 家族や友人、同僚とともに過ごす何気ないひとときに、温かな思いやりや優しさを受け取るものです。 ルールやマニュアルは参考程度に、柔軟に流れに沿うように選ばれた言葉や振る舞いには、 深い愛と情を感じる時があります。

それは今、恵まれた環境にいるということなのでしょう、与えられていること全てに、感謝です。 ここ数日はすっかり春の陽気で、冬の星座をすこうし温かな空気とともに眺めることが出来るのは嬉しいですね。 今は、ひんやりと静かな冬が去ってしまうこと、とても寂しく感じながらも、 うふふ、桜吹雪を待つ愉しみ。もうあと数日で過ぎ去ってしまいますね。 本当に星は見えないかしら? よく目を凝らして、小さな美しいもの、側にいるヒトの心にあることに、気付くことができますように。



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  • 2013年1月30日

寒さの厳しい日がつづくなかで、ふわり、ほんのすこし暖かな日が訪れると、

まだ気が早いかな、春の風を思い浮かべて嬉しくなります。

赤い蕾、青いそらに、美しいです。

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冬をぬける一歩手前の、この風景を心に刻んでおきましょう。

いつか、暗くて寒いときの中で、再び思い出して心に描くことが出来るように。



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  • 2013年1月21日

暫く寒さの厳しい日々が続いている横浜、先日の大雪が未だ溶けきらない風景がちらほらと広がっております。

成人の日が初雪となったこの冬、交通機関にも大きく影響していて、晴れ着姿の人達は深~く積もった雪の道を歩くのが大変そう・・・

と思うも、愉しそうに、元気にはしゃいで歩く新成人と幾度もすれ違いました。

雪国で生活をしたことがないので、たまに降る雪の日は、強く記憶に刻まれる日となってゆきます。


普段何気なく見ている景色が白く染まると、異なる風景として心に映り、ありふれた生活の些細なシーンに、

わずかな(はたまた大きな?)変化が起きていると思うのです。

窓の外が白い世界であるということが、聞きたい音楽さえ左右するかもしれません。

いつもの食卓に、可愛らしいお花が一輪添えてある風景が、視界の端に入り込むだけで、ふわりと異なる空気の流れが起きるよう。


風景と心の関係、繋がりをじっくり観察・考察することは、あらゆる分野の美術、デザインの世界へリンクしてゆくので、

納得のゆくまで、立ち止まる必要があるのです・・・たとえとっても雪が冷たくても・・・笑。


祝日の大学(勤務先の美術館があります)はあまり人がおらず、特に広々としている緑の広場が、白に包まれていました。

晴れた青空の雪の景色も綺麗ですが、私は空も真っ白、くもりぞらの、銀世界が好きです。

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雪の日は、雪の日の記憶へ導かれますね。



・・・相変わらず、くもりぞらの白い世界に、惹かれていたようです。



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