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sense of wonder
不思議さを感じることのできる、こころの不思議。
その謎を探るような日々の足あとを綴ります。
  • 2009年4月25日

聚楽土(じゅらく)、大理石、スレート、土佐漆喰・・・

藤森照信さんの、「素材の旅」を読みました。

とても面白い本だったので、ご紹介。

伝統的日本建築から、日常的に何気なく足を踏み入れている空間まで、私たちが関わる空間の建築用自然素材を訪ね歩いた16年の記録。

素材が生まれる場所、素質、加工方法を、わかりやすく記していてすらすら読めます。

小難しい話はないものの、建築に携わる人間ならば「知っていて当然」的な一定レベルの上に成り立っているように感じました。

それでも理屈ぬきで、惹かれてしまう気持をおさえられずに素材に会いに行ってしまう、自然な感情がちりばめられていました。

今だからこそ、環境問題、エコ・・っていうキーワードに敏感ですが・・

先生は16年も前から、どんどん新しい素材が注目されていくなかで、鋭い視線で未来を見つめていたことが凄いなと感じました。

そして今、先生が、未来をどんなふうに見つめているのかとても知りたいなと思いました。


「-Silent Film×JAZZ×TAP- メトロポリスmeets日野皓正with オマー・エドワーズ」

マイペースなジャカランダの皆と観てきました。 ジャズには詳しくないのですが、 「メトロポリス」と、今回のタップダンサーを鑑賞したことがあったので、 観てみることに。

以前、学校のシロマクキネマというサークルでメトロポリスを鑑賞したとき、 サイレントムービーは俳優の演技やメイクが派手、おおげさだと聞いたことをぼんやり覚えていました。

舞台演技をみているよう。

コントラストの強い演技に、生のジャズバンドとタップのリズムの重なり。 もう、どこを見たらよいのやら? すべてのパフォーマンスに迫力がありました。 とくにタップダンサーはほぼずっと踊り続けていたのでそのパワーにも驚き。

いつもはモノクロ映画や写真は、なんだか記憶の中のシーンをぼんやり見ているように感じてしまいます。 カラー技術が発達した現代にのみ、感じる感情なのかしら。

今回はそんなぼんやりしているヒマもなく、 一瞬一瞬、計算と偶然によって空間に溢れるアートを、 少しでも多く心に刻むことに、いっぱいいっぱい。

最近は、本当に暖かくなってきて、 ぼんやりする時間が増えてしまったので、 ちょうど、よかったかも 笑


  • 2009年3月3日

ビックサイトで行われた、 japan shop 、建材展、ライティングフェアに行ってまいりました。

不況の世の中でも、昨年同様本当にエネルギッシュな空間でした。

私はライティングフェアが特に面白いと感じました。

有機EL。 次世代照明として有名ですが、 近くで見ると、とてもきれい。

薄さ2~3ミリ程度の板が蛍光灯ほどの明るさを放つのです。 LEDでは出せない光の色も可能だとか。

テレビやパソコンのディスプレイでは、薄いものは沢山ありますが その明るさで部屋を明るくするのは不可能。

照明となると、その明るさ・色、共に種類の多さを問われますよね。 薄いものができれば、デザインの可能性はとても広がる。

近未来・・そんな感じがしました。

ショップや建材のほうは、その反対の、 職人の技を感じる、手作り風のものに魅力を感じました。

それにしても、本当に沢山の企業。

インパクトがなければ、なかなか印象に残らないのが現実だなと感じました。。。

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