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sense of wonder
不思議さを感じることのできる、こころの不思議。
その謎を探るような日々の足あとを綴ります。
  • 2010年5月27日

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以前の日記に記した、レマン湖の側にル・コルビュジェが建てた家に行ってきました。

スイスの南、ローザンヌ(Lausanne)から列車に乗ってヴェヴェイ(vevey)という駅で降りで、

徒歩15分ほど(バスも出ています)。

私が訪れた時にはすでに、二人ほど見学に来ていました。

ここは、月曜と水曜に夏のみ、公開しているそうです。

以下、入口のアナウンス。訪れる方、気をつけてくださいね。

行ったのに、開いてなかった・・・という人が結構いるそうです。

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しかしながらこの二人、よくよく見ると、この家の図面をアウトプットした紙を広げ、まるで仕事の現調でもするかのように、

テキパキと寸法を測っているではありませんか・・・。

家のすみずみまで細かく測っては、図面に書き込むという作業を淡々と繰り返しており、

スケールすら持ってきていなかった私は、少々反省してしまいました。実際に測らなければ、設計者の意図は解らないのです。

多分、仕事の一環で模型を作るか、3Dを立ち上げるのでしょう。

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現調するふたり



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この家は、敷地が決まる前に設計は終了していました。

しかしながら、このレマン湖という場所が設計者の頭の片隅に、かけらもなかったとは考えられません。

横に長く広がる窓の比率と、その向こうに広がる湖とアルプスの景色とを、

同時に思い描いて計算したとしか思えないほどに、完璧に調和していたのです。


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  • 2010年5月26日

月曜は祝日でしたので、アトリエの友人moと一緒に郊外へ散歩へ行きました。二人とも、描くことが好きなのです。「絵画」なんておおげさなことではありません。落書きのように、ペンをただ走らせるだけのことが、とても好きなふたり。moが山が好きということもあり、郊外の森の散歩へ誘ってくれたのです。散歩と言っても、10kmほど(?)のハイキングコースですが。快晴の為、日差しがとてもきつく、体力勝負・・・という感じです。出発時から、列車を含むホームの風景を急いでスケッチするmo。発車ギリギリだったので、私は内心焦っていたのですが・・・笑。 そこは、郊外の「char」というところで、St-Lazareから郊外行きの列車に乗って1時間ほどの小さな町。

空と、緑以外は何もないところ。


人も少なくて、ただただ広い麦畑や菜の花畑がどこまでも広がっている、フランスの田舎を列車で走った時にずっと窓の外に広がる風景そのものでした。ふたりとも、何もないところが大好き。 誰もいない、何もないところで、何も考えずに小さな可愛らしい花を、小さく描くことは、とても大きな幸福のひととき。



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名称未設定のアートワーク 32_edited.png
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