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sense of wonder
不思議さを感じることのできる、こころの不思議。
その謎を探るような日々の足あとを綴ります。

買ったばかりのオリーブオイルと、初めての種類のパスタに大満足な夜です。

スーパーでとても安く買いました。



スーパーで買い物をすると、袋が有料の所と、無料の所があります。

私の近所のスーパーは無料ですが、お金を払う時に「袋が必要」と言わないとくれません。

もしくは、たまに店員が「sacchetti?」(日本語にそのまま訳すと「袋は?」)と大分投げやりに言ってくれるので、

こちらは「si,grazie」(ええお願いします、ありがとう。)と言うのが普通です。皆そうしています。

日本のレジカウンターと随分異なる状況ですね。


袋は当たり前のサービスでは無いという事ですが、これはエコを意識して・・・という考えから来ているというより、

こちらのスーパーの気質です。笑。袋の件は、その気質のほんの一部の話。

パリもそうだったれど、スーパーってそういうところ。店員が愛想笑いなど、ありえません。友人客との大笑い・雑談はありますが。

それに商品を乱暴に取り扱います。笑。


日本人である私は、日常生活の様々なところで、つっこみを入れてしまいます。

日本人にはツッコミという文化の影響が無意識に備わっているような・・・腹黒いですね。

でも真剣に怒ってしまうような人や、むきなって悩んでしまうタイプの人は、パリやイタリアで生活していくことはとても大変かもしれません。

以前太田光さんが、本でこんなことを言っていました。

本当に素晴らしいツッコミの瞬間とは、相手のボケにつっこむと同時に、それを深い愛情と優しさで許している状況。

・・・こんな内容だったと思います。




大抵のものはスーパーで済ませてしまう私。でも、たまに専門店に行かなければ買えないものもあります。

Farmacia(薬局)は、比較的小さなたたずまいで、街に沢山あります。

いくつか厳選した商品のみを取り扱っているので、それほど広い空間は必要ないようです。

たとえば日本のHACの様なお店ですと、あまりにも沢山の種類が置いてあって、良いものとそうでないもの、並行に陳列されていますね。


今私が住んでいる家の側の薬局は、シャンプー、2,3種類しか置いて居ません。

TVCMなどで頻繁に流れる商品については、スーパーなどで購入出来ます。日本もそうだったかな。



そういうわけで、私がこちらで使っているシャンプーについて、少しだけ。


kloraneというシャンプーです(フランス産)。

薬局でしか今のところ見たことがありません。

肌から吸収される合成化学物質は、食べ物として入ってくるものよりも体内に蓄積されるそうですね。

一時期、安易に安いものを使う事に対しての抵抗感があったせいか、こちらでも色々と探していました。

この商品は、必要以上に、サラサラ&ツヤツヤにはなりません。不自然に髪が輝くような商品は、きっと色々なものが入っていますね。

いくつかの香りの種類があることと、用途に合わせて内容にもいくつか種類があることがとても良いなと思います。

逆に石けんシャンプー以外は使いたくない、というほどのこだわりをもつ人も沢山いらっしゃるようですが。

そこまでのこだわりが無く、少しでも良いものを使いたい、という方にお勧めです。

男性の方にもお勧めですね。毎日のことだから・・・。


あっというまに7月も後半に入ります。あぁ、もうそんなに経ってしまったの。

旧暦の七夕を心待ちにしながらも、まだまだ7月であってほしいと思ってしまう。



今夜も深い眠りの中で、よい夢を見ることが出来ますように。

映画の挿入曲だったなんて知らずに、いつの間にかずっと好きだった曲。




  • 2010年7月12日

6月末から、ブルガリアとルーマニアに旅行へ行っていました。

きっかけは、友人moが好きな、宮本輝氏の「ドナウの旅人」という小説から。


ドナウ河の長い長い流れに沿って、4人の男女が様々な人間関係を築きながらドナウの果ての黒海まで旅をする、ロマンチックな物語。

そのドナウの果ての「スリナ」と言うところへ行ってみたい、というのがきっかけ。

船のみで行くことが出来る街。

もともと東欧を訪れてみたかったのと、私の読んだ数少ない輝氏の小説の作風は私もとても好きだったので

(ドナウの旅人は、読んでいませんでした。)、

物語後半のドナウの流れに沿って旅をしてみようということになりました。


いくつかの街を訪れたけれど・・・あぁ、ひとつの街にほんの数日滞在して様々なものを目にして、

何かを知ったとしても・・・多くは解らないものです。いつでもその感覚を忘れずに、じっくり想像する事が出来たら・・・。

訪れる前よりもほんの少しだけ、人々や建物の雰囲気を知る事が出来るだけ。

そういう小さな素敵な機会に恵まれたことに感謝して、少しずつ旅の記憶を辿ろうかしら。

・・・しかし、スイスの旅の消化もまだ行われている最中の、

のんびりペースの気まぐれな記事になることは間違いないでしょう・・・お付き合いいただけたら幸いです。



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キリル文字が読めずとも、親切なおばさまたちに助けられて辿り着いたブルガリア・ソフィアのホステル。とっても素敵な宿でした。


(ドナウは国境を流れているので、多分首都よりも田舎を多くまわることになりそうな旅。バスや列車が本当に少なく、

旅の予定が立てづらいということで、宿は現地で決めることに。)


  • 2010年6月27日

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ネコくん、私の部屋の窓から外に出て日向ぼっこ。

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