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sense of wonder
不思議さを感じることのできる、こころの不思議。
その謎を探るような日々の足あとを綴ります。

今日は、スイスのバーゼルのホステルで知り合った韓国人の友人と、パリで再会。旅先で出会った友人と別の旅先で再会出来ると、また旅に出たくなってしまう。旅に出ると、パリにいても、日本にいても、毎日の何気ない生活も本当は、長い長い旅の途中であるということに何となく気づくことが出来るから。いつでも旅人であるということを、忘れないようにしたいと思う。友人は、音楽(&ドイツ語)を勉強しているということで、スイスの音楽学校を受験するためにホステルに泊まっていたのですが今回のパリは観光。そしてカフェのテラスでパリ最高!と言っていました。本当ね、パリは最高。(共通語は英語のみ。あぁ、英語って大切・・・と、何度も思うのに、未だにカタコト。)

チューリッヒの近くで訪れた建築物をご紹介。


ヴィンタトゥーア美術館 ギゴン&ゴヤー設計 名前しか知らず、彼らの建築を初めて見ましたが、と・・・っても好きでした。もうちょっと沢山彼らの作品を見ればよかったわ。スイスには沢山あるのです。ギリギリのスケジュールを組むと、余裕がなくなるのですね。いずれ、また。































チューリッヒ中央駅からトラム2or4で10分。そこからHoschgasse下車して、湖方向へ歩いて5分

今回の旅でコルビュジェ作品は数か所行ったのですが、この建物は晩年期の作品です。建物周辺の雰囲気は緑が多くとても素敵でした。右の写真は、向かいの公園の写真。大きなプールのような砂場で、子供たちが遊んでいました。コルビュジェセンターよりもずっと長い時間、見入ってしまった場所。


サンティアゴ・カラトラヴァといえば、骨!とすぐに連想してしまうのは、彼の建築のビジュアルからもそうですが、建築の骨格そのもの、構造体の創造の無限の可能性を、初めて感じることが(知ることが?)出来た、構造家(建築家・彫刻家・画家)だったからです。生き物にとって骨はとても重要なものなのに、建築家にはなんとなく興味をもつけれど、構造家はちょっと・・・と、未だになんとなく別くくりにしてしまう私のような頭のかたぁい(?)ところに、ちょうど仲立ちをしてくれるような存在、なのです。スイスには、彼の初期作品がありました。いくつあるのかは知らないのだけど、今回は2つの駅舎に行って参りました。


シューデルホーフェン駅(チューリッヒから一駅)























































ルッツェルン駅改修

















  • 2010年5月14日

モンテタマロ山頂の礼拝堂 マリオ・ボッタ設計














周りには雪山が連なり、アルプスの絶景が十字架の向こうに広がっています。





























































前回の日記で記した、宿泊先のロカルノ駅から列車に乗りRivera-Bironという駅に降ります。そこからサインを目印に徒歩10分ほどで、山頂までのケーブルカー乗り場へたどり着きます。標高1960mの山頂に位置する礼拝堂は、そのアクセス自体が空間を感じるための大切な一部。 誰かの住まいへお邪魔する時も、学校や職場へ向かう時も、たどり着くまでの時間と空間は、五感を通して様々な記憶を無意識に刻んでしまう重要な景色だと思うのです。特定の建築を見るときにも、その移動空間を意識することに重点を置くのは、周りの環境との繋がりを設計者の意図もしくは、偶然生まれる関係性のようなものの中に、少しでも何かを学びたいと思うから。今回の旅は建築巡りに偏るつもりはなかったのだけど、やっぱり行かずにはいられない場所の多くは教会や礼拝堂で、自由で気ままだけれど、なにかと心細くなる一人旅という時の流れの中で、とても落ち着くことのできる空間であったことは間違いないでしょう。















山を下る時に見える姿。ふもとからも、ほんの少し見えるのです(写真ではよく見えませんが・・・あの、頂上にあります。)


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