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パリのおしゃれ(!?)な、カフェたち。














これはオランダ・アムステルダムのカフェです。

まだ日本では熱中症で死亡者が出ているほどに猛暑だと聞きました。 こちらには秋の気配が早くも訪れております。 もう少し、残暑があってもよいのに。 久しぶりにPCを開き、色々な方のブログなどをひと巡りしていたら、 「パリにはおしゃれなカフェが沢山あって素敵」というような、内容の日記を発見いたしました。 確かに・・・おしゃれなカフェは沢山あります。 ガイドブックに載っているようなカフェには確かに、素敵なパリジャン・パリジェンヌが集っています。 しかしながら・・・ 例えば私の住む12区には、有名でなくとも可愛らしい素敵なカフェがひしめきあう場所がありますが、 何故かお客さんはほとんど、「おやじ」(想定40~55歳ほど、私服で真昼からお酒を飲む)なのです 笑。 わらわらと、どこからともなく溢れて、湧き出てくるように見えるのです。 カフェに限らず、昼間のスーパーでも見る事が出来ます。 先日、買い物へ行った時の事、レジはひとつしか空いていなくて長蛇の列が出来ておりました。 ふと前を見ると、私以外全員「おやじ」だったのです。 (おじさま、おじいさまという雰囲気の人は含みません。) 日本では考えられない光景だと思います。 いったいどうしてこんなに溢れているのでしょう。 初めから、ずっと12区周辺で生活をしていたせいもあり、 こんなものなのかしら、ヨーロッパのカフェって、くらいにしか感じていませんでした。 しかしながら、先日行っていたオランダのカフェ、 いくつか入ったのですが「おやじ」たる年齢・風貌の人々が「湧き出ている」ような雰囲気はどこにも見られませんでした。 (もちろんパラパラとは居ます。) 思えばスイス、スペイン、ブルガリア、ルーマニアなど、 多くはないけれど、いくつか目にした街の中のカフェに、 パリのような光景を見た事があまりないのです。 そういえば、郊外の「chars」という街のカフェにmoと行ったときも、 私たち以外は「おやじ」が増殖していっていましたが、 そのうちの一人が息子を連れてきていました。 多分、10歳前後だったでしょう。 驚いてしまったのは、すでに10歳ほどの子供が早くも「おやじ」的な風貌を持っていたという事です。 自分の「おやじ」と同じような歩き方をして、馬券をチェックしてみたり、 やる気のなさそうな雰囲気でバーの高いカウンターに肘を乗せながらボーっと競馬を見る。 その後ろ姿、なんとも周りのおやじの中に自然に溶け込んでいるのです・・・。 あぁ、こんなに若くしておやじデビューだなんて・・・と私とmoはぽかんと見つめておりました。 外国から戻ると、自分の住む街には、異常発生しているのではないかしら、と思えるほどの、 おやじの多さに改めて違和感を感じてしまうのでした・・・。

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