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チューリッヒを拠点に

トラムが何本も行き交い、さらに車も沢山通り、サラリーマンも急ぎ足・・・というように、チューリッヒの交通量は割と多めで、都会の色も濃い。しかしながら中央を流れるリマート河には野鳥がゆらり身を任せて漂い(多分、割と綺麗な河なのでしょう)、小高い丘の少し複雑な地形の旧市街地からは、中世の香りが漂う、チューリッヒは豊かな多面性を感じる都市だと思いました。ルガーノから一気に北上した私は、ここで数日間、安いホステルに滞在しました。前回記した、隣の駅のシューデルホーフェン駅へ行ったり、市内を観光したり・・・いえいえ、このチューリッヒを拠点に、スイスのあらゆる場所へ行って参りました。スイスはとても鉄道が発達しています。国鉄、私鉄の発着スケジュールは全て同じ場所に掲示され(大きくて目立つものと、小さなプラズマでの表示は沢山!)、ホームの番号も全て記されています。そして、時間に正確。乗り換え案内を調べたければ、駅構内に検索機があり、また係の人に尋ねると乗り継ぎ駅を含めた全ての情報を印刷して手渡してくれます。ホームは基本的に国鉄、私鉄が同じ駅構内にあり、メトロはないので、非常にシンプルで分かり易いのです。あぁスイス人が新宿や渋谷へ来たら驚くでしょうね・・・と思いました。(いつだったか、初台へ行こうとして京王新線に乗る途中、さんざん迷ってしまったことが・・・笑。)チューリッヒは特に、様々な都市へ行くのに便利な場所。スイスパスというフリーパスを使って、一体何度列車を利用したことでしょう、不便な点を感じることのなかったスイスの鉄道。旅人には非常にありがたいのです。

















リマート河

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