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いただきますと、ごちそうさま



















フランスに住み始めて4カ月と少したちましたが、未だに違和感を捨てきれないこと、

それは食べる前の「いただきます」ということばに当たるフランス語がないということ。

異文化の驚きや新鮮さから色々なことを考える機会が多いのですが、違和感として・・・

「う~んお腹のあたりにしっくりこない感じ」というのでしょうか、割り切れない、と感じる事柄はあまりなかったのです。しかしながら・・・「いただきます」を言わずに食べ始めること(タイミング?)はずっと違和感としてあって、

フランス人やその他の外国の友人との食事の際もいただきます、とつぶやいてしまうのです。

以前、フランス人の友人に尋ねたところ「Bon appétit」(たっぷり召し上がれ、食事を楽しんでください)でよいと教えてはもらったものの、根本的な意味が異なるために複雑になるのです。「それほどつっこまなくても~笑。」と、日本の友人にはつっこまれてしまうのですが。

それほど気にもとめない、ほんの一瞬のわずかな違和感に敏感で素直であることが、無意識に日本独自の文化、精神のひとつひとつへゆっくりと意識を傾けることになると思うといちいち立ち止まってしまうのです。長年外国に住んでいる方はどうなのでしょう、最近気になることです。

そんな話題とは全く無縁のでぶネコちゃん(写真はおでぶに見えないショット)。「そんなむつかしいこと、どうでもいいから、そのご飯、僕にもおくれ~」という眼差し。

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