明けましておめでとうございます、2013年が始まりましたね。 元旦は快晴で始まり、自宅から歩いてゆける神社へ、母と初詣へゆきました。 カウントダウンもまともにしないまま、気付けば年が明けていた ・・・という大晦日の夜を過ごし(お月様・グラッパとともに・・・笑)、 はたと慌ててPCへ向かい、あたたかな謹賀新年のメッセージを、 とおい外国のヒトから受け取ったりして、
そして「そちらではこれからよい年越しを」なんてお返事をしたりして、 2012年は(つい昨年)にっぽんよりも8時間も遅れて出発したのに・・・? というように相変わらずタイムラグに慣れること無く、 確かな実感のないまま朝を迎えていたのでした。 月の満ち欠けにこれだけ毎晩のように惹かれているのに、カレンダー上のことばには、 どうもうっかりしてしまいがち・・・ さすがに大晦日にそれはありませんが(笑)、 たとえば「今年の抱負は」という類いの気持ちの切り替えを、上手にしたことが無いのですね。 そういう中で、初詣の途中に、富士山の緩やかな美しいシルエットを味わいながら、 同じ風景を写真におさめたヒトはどれだけいるのかしらん・・・とぼんやり想像しつつ、 にっぽんのお正月を迎えたことを、深く実感したのでした。 ありふれた変わらない生活の中で、穏やかに聳え立つ大きな山にふと足を止めて、 カメラのシャッターを切ること、めったに無いものです。 いつでもそこにあるということ、再認識するよいきっかけになりました。 自分自身の意思で方向転換する時も、気付けば大きく風向きが変わっていることも、 旅をしていれば自然と起きるものですね。 どうしたらよいのかしら?という瞬間も訪れます。 目に見えることの無い、小さな大切な声に、今年も気付いてゆけたらと思います。 知るというところから、解るというところまで。 目に映るものを見つめながら、そのまわりの空気を描くように・・・ 手は理解して、鉛筆や筆に伝えるのです。 引き続き、本年も何卒宜しくお願いいたします。 2013年はどのような年になるのかしら、皆様にとって素敵な一年となりますように。
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